『痩せなきゃ!』『体重がやばい!』『お腹が~!』とダイエットに奮闘するママさん。
しかし痩せて、細いだけが美しい女性ではありませんよ?
体重が軽いだけでは、まったく魅力的な女性とも思えません。
また、ママさんは体力勝負です。
家事や育児で毎日忙しいため、心身ともに健康でなければ勤まらないですよね?
体重はあくまでも目安です。それよりも健康美を重視しましょう。
ただ痩せてる、体重が軽い、だけではなく引き締まった美しいプロポーションを目指しませんか?
〈この記事で分かること〉
●ダイエット方法の見直し、適切な時期
正しい知識を身につけて理想の体型を!
ダイエットを始める前に、自分の肥満度指数を知ることが大切です。
まずは体重よりも体脂肪率に注目してください。
ボディマス指数(BMI)は、体重と身長から計算される肥満度を表す体格指数です。
計算方法は…
BMI=体重(kg)÷(身長m)÷(身長m)
BMI 値 | 判定 |
18.5未満 | 低体重/痩せ型 |
18.5~25未満 | 普通体重 |
25~30未満 | 肥満 1度 |
30~35未満 | 肥満 2度 |
35~40未満 | 肥満 3度 |
40以上 | 肥満 4度 |
適正体重=(身長m)×(身長m)×22(BMI指数が22で計算された健康的体重)
美容体重=(身長m)×(身長m)×20(BMI指数が20で計算された見た目がスリムな体重)
いかがですか?
BMIが18.5未満の方は、すでに痩せています。
25未満の方もダイエットの必要はないと思いますが、筋肉を程よくつける運動をしてみてはいかがでしょうか。
産後の私は体力が弱って、握力が落ち、公園の鉄棒にぶら下ることができませんでした。
体重を落とすことよりも、筋トレをして体力を戻すことに力を入れました。
そうすることで自然に体重も落ちて、今では超健康優良ママさんです 笑。
残念ながらBMIが25以上の方は、健康のため、生活改善をおすすめします。
栄養バランスの良い食事を取りながら、適度に体を動かして脂肪を燃焼させましょう。
いきなり急激なダイエットは逆効果です。
後述のダイエット時期を取り入れて、少しずつBMI値を下げる工夫をしてみてください。
基礎体温で知るダイエット時期
ただやみくもに、ダイエットしても効果はありません。
女性には、特有の『痩せやすい時期』『痩せにくい時期』があるのをご存知でしたか?
私もそうですが、なんとなくそんな時期があるなぁぐらいに思っていました。
私の場合、1ヶ月で4kg前後体重が変わります。
しかし、この時期を知ったことでダイエットを効率よく続けられています。
それは、『基礎体温』とそれから知ることができる『生理周期』なんです。
妊娠する前は基礎体温をつけていたママさんもたくさんいらっしゃると思いますが、それを今度はダイエットにも役立ててみましょう。
基本的に、生理は個人差がありますが、約25日~30日の周期で始まります。
通常、このサイクルを平均28日とし、基礎体温は高温期と低温期に区別されています。
この2つの時期に、『痩せやすい』『痩せにくい』時期がありますので、自分の基礎体温をきちんと把握して、無理のないダイエットに挑戦してみてください。
1 基礎体温を測るポイント
基礎体温を毎日測り続けることは色々なメリットがあります。
次の生理の予想はもちろん、妊娠しやすい時期や体調の変化、また体調を崩しやすい時期なども事前に予測できてしまうんです。
そして、その中で、基礎体温が高めの時期の『高温期』、低めの時期の『低温期』に分かれていることが確認できます。
一般に体温差は0.3℃~0.5℃程度です。
基礎体温の測り方は、
- 婦人体温計で測る
- 朝目覚めたらすぐに体温を測る
- 体温計を下の裏側の付け根にはさみ、口を閉じて測る
- 毎日測定し、記録をつける
- 規則正しい生活を心がける(毎日同じ時間に寝起きする)
この5つのポイントを押さえて基礎体温を測ってください。
2 高温期と低温期を知る
基礎体温を測り続けると、周期の中で、高温期と低温期に区別できることが分かります。
生理周期を約28日として考えてみましょう。
《高温期》
- 排卵から約7日間
- 次の生理の1週間前にあたる約7日間
ホルモンの分泌により、1から2にかけて日数を追うほど痩せづらい時期で、ダイエットしても効果が出づらくなります。
この時期はダイエットしてもリバウンドしてしまう傾向にあるので無理をせず、『痩せる』というよりは『体重を増やさない』と心がけるほうがお勧めな時期です。
またこの時期の体は、脂肪や水分を体内に溜め込みます。
次の生理に備える時期なので、むくみやすく、食欲を抑えられなくなってしまう傾向にあるのです。
そんな時は…
- 塩分や糖分を控える
- 適度に少量の間食をする
これだけでも食べすぎを未然に防ぎ、体重増加を抑えることができます。
《低温期》
- 生理期間の約7日間(生理開始から終了まで)
- 生理終了から排卵までの約7日間
この2の生理終了から排卵までの約7日間が《痩せやすい時期》になります。
特にこの時期は女性ホルモンの作用で、脂肪燃焼が促進されます。
毎日のエクササイズの中で、《生理終了から排卵までの約7日間》は運動量を増やして、筋トレなどを組み合わせた内容で、集中して行うのが効果的です。
まとめ
●BMIを計算して自分を判定する
●痩せやすい・痩せにくい時期を把握して、効果的なダイエットを取り入れる
結論
産後の無理なダイエットは、心身ともに悪影響を及ぼしやすいです。
まずはBMIの数値を参考にして、自分の適正体重を知ることがポイントです。
また、ダイエット時期も重要な鍵になります。
独身の頃のように、自分が使える時間が限られていますので、痩せやすい時期に集中することで効率アップを狙えます。
そして基礎体温を測ることで、良い習慣を身につけることができますので、自然に健康美を手に入れやすくなりますね。
ぜひ自分自身のメカニズムを知ってダイエットに取り組みましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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