〜まずは自分の身体を知ること!正しく手軽に産後ダイエット〜

長い妊娠生活で、女性の身体は大きく変化します。

そして、出産をしたからといって体型がすぐに戻るわけではありません。

妊娠・出産を経験した方なら、一度は産後の体型の変化に悩まれるのではないでしょうか?

とはいえ自分の身体を気にする余裕が持てない育児中は、問題に気づいていないふりをしてしまったり。

私は産院から、妊娠期間中は食事制限をするように指導されていた為、産後は食欲の自制が全くできずに悩んでいました。

お酒や刺激物は妊娠中に引き続き我慢できるものの、スナック菓子、菓子パンなどは周りに驚かれるほど食べてしまっていたんです・・・。

しかし、単純に食事を減らしたり、慣れない運動にチャレンジしても、ダイエットが成功する可能性はとても低いでしょう。

なぜなら、産後の自分の身体がどういう状態か理解していないと、妊娠前の体型に戻すことはできないからです。

ここでは、産後ダイエットをするにあたって必ず知っておきたいポイントをご紹介します!

[この記事でわかること]

  • 妊娠前と産後の身体の違い
  • 出産したら意識したい骨盤のケア
  • 誰でもできる!いつでもどこでも腹筋を鍛える方法

妊娠前と産後の身体の違い

妊娠中、身体は大きく変化しています。

一般的に妊娠をしてから実際にお腹が目立ち始めるのは、妊娠5ヶ月頃から。

それまでは見た目の変化は少なく、人によって熱っぽさや悪阻などで体調的には不安定な時期です。

お腹は妊娠後期に一気に大きくなります。

そしてお腹の膨らみに合わせて子宮も大きくなり、骨盤が開きます。

大きなお腹を支えるために自然に腰や背中、足などに負担がかかっていきます。

もちろんこの頃には激しい運動はできないので、どんどん身体の筋肉も衰えてしまいます。

その後、無事に出産を終えると子宮はゆっくり時間をかけて収縮しますが、開いた骨盤や衰えた筋肉は、意識をしてケアをしなければ戻ることはほとんどありません。

そして骨盤の開きを放っておくと、そのままゆがんでしまい腰痛などの原因になってしまいます。

ただでさえ赤ちゃんを抱っこして腰に負担をかけて過ごす毎日です。

ここで腰痛に悩まされることは絶対に避けたい・・・!

そして筋肉が衰えていると、脂肪の燃焼をしにくい身体になってしまうことも問題ですが、なにより体力勝負の子育て。衰えた筋力は産後のママにとって致命的ですよね。

抱っこも授乳も、お散歩も沐浴も全て体力がなければ辛く大変なものになってしまいます。

疲労回復の手助けは、やはり適度に筋肉が付いていることが条件になってきます。

産後1ヶ月はママも赤ちゃんもゆっくり過ごす大事な期間です。

すぐにダイエットをすることはできなくとも、自分の身体がどういう状態か理解しておくことで、今後の生活で何に気をつければ良いかわかりやすくなってきますよね。

出産したら意識したい骨盤のケア

骨盤の開きは産後太りの大きな原因になります。

骨盤を元の状態に戻すためには様々な方法がありますが、自分一人でのケアはやはり難しいので整体などメンテナンスをしてもらうことがオススメです。

定期的に骨盤矯正の施術を受けて、ホームケアを毎日行うことが大切です。

整体などで整えてもらった骨盤を、自宅では骨盤ベルトなどでサポートすれば、日常生活で骨盤がゆがむ心配も軽減されます。

あくまで骨盤ベルトは、骨盤のサポートをする役割なので、きつく締めすぎないよう気をつけてください。

血行不良や冷えなど、身体にとって悪影響になってしまうこともあります。

それにプラスして、足を組んだり体重を片足にかけたりしないよう、姿勢は常に意識しましょう。

誰でもできる!いつでもどこでも腹筋を鍛える方法

産後ダイエットをする際、身体の筋肉の中で特に意識してほしい部分は腹筋です。

妊娠中に大きくなったお腹の影響で、腹筋はゴムのように伸びきった状態です。

衰えた腹筋はポッコリお腹の原因になります。

ですが腹筋を鍛えるのは大変なイメージがありますよね。

安心してください!

ここで紹介するのは、産後のママにはとても嬉しい、時間も場所も選ばない、目から鱗の簡単な方法です!

  1. 椅子に座り姿勢を正す
  2. 息をゆっくり吐きながらお腹をぺたんこになるまでへこませる
  3. 息を吐ききったら、お腹はへこませた状態で鼻からゆっくり息を吸う
  4. 大きく吸い込んだ状態で10秒以上キープする
  5. 口から息をゆっくり吐き、お腹も元に戻す

これを数回繰り返します。

これはドローインという呼吸法で、スポーツ選手などが取り入れている体幹トレーニングの1つです。

通常の腹筋運動は、表面の筋肉を鍛えるもの。

割れた腹筋などを目指すのであればこちらの方法になります。

しかし産後の緩んだ腹筋は、内側のインナーマッスルを鍛えなければ引き締まりません。

このドローイン呼吸法であれば赤ちゃんを抱いたままでもできますし、思い立った時にすぐできますよね。

なので無理なく継続して腹筋を鍛えることができるんです。

意識するのは呼吸なので、座り姿勢以外の寝ている状態でも立っている状態でもできるのが、ドローインの魅力です。

まとめ

妊娠中に変化した身体を知ることが、産後ダイエットのポイントです。

  • 産後は骨盤が開いている状態
  • 妊娠によって様々な筋肉が衰えている状態(特に腹筋)

これらを理解してケアをすることがとても大切です!

結論

産後のダイエットは通常のダイエットとは違い、食事の量を減らせばいいものではないんですね。

そして育児中の疲れた身体で無理をした運動をしてしまうと、ダイエットの効果は得られずに身体の負担にばかりなってしまうこともあります。

赤ちゃんを育てながらの産後ダイエットは思うようにいかないことも多いと思いますが、どんな日でも継続が大事です。

身も心も軽くなり、きっと赤ちゃんとのお出かけも何倍も楽しくなりますよ!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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