妊娠すると1度は思うのではないでしょうか
「出産して体型が元に戻らなかったらどうしよう?!」 と。
私もその1人です。
ですが
出産後は、”痩せる” 事を目的とする”体型”を見るのではなく
先ずは、妊娠前の身体に ”戻す” 事が大事です。
身体の状態を戻すことで、体力もつき、
改めて産後ダイエットを成功させることにつながります。
そこで
身体の状態を戻す為に、私が実際に産院で教えて頂き実践した
産褥体操を是非!
何も出来ずもどかしい時のお助け体操。
赤ちゃんのお世話の合間に
ベッドの上で真面目に取り組んでいた事を思い出しました。
子供達が大きくなった今、私には懐かしい思い出ですが、
産褥体操を教えて頂き、右も左もわからない育児への、
不安解消になった事を覚えています。
産後の身体の手助けをしてくれ、ストレス解消にもなり
更にはダイエットにもつながるなんて、
こんな良いことないですよね。
産褥期ってなに?
産褥期(さんじょく)とは
妊娠や分娩で変化した身体が妊娠前の状態に戻る為の期間
分娩後6~8週ぐらいまでを言います。
産褥体操とは?
妊娠・出産で緩んだ腹筋や骨盤の筋肉、
子宮の回復を産後の体に負担をかけず
体調の回復を促す為に行うのが産褥体操です。
産褥体操はいつから始められる?
なんとっ!
産後1日目からでき、
ママの身体の経過が良ければ少しずつ体操の種類を増やせます。
産院のベッドの上で出来るのでとてもお手軽なのです。
気分転換にもなりますよ。
産褥体操の注意点
出血量が多い、発熱などがある場合は産科医の許可を受けてからにしましょう。
なんでも無理は禁物です。
産褥体操
最初は出産後で色々と力を入れるのが怖かったりするかと思いますが、
出産後に合ったゆっくりと力の入らない運動からなので安心して下さいね。
では、産褥体操を始めてみましょう!
産後1日目から
・胸式呼吸
あお向けに寝て膝を立て、胸の下に手を置き、両手が左右にずれるくらいまで、
ゆっくり胸に息を吸い込みます。軽く息を止めてから、すっかり息を吐き出します。
3時間置きくらいに5~6回行います。
・腹式呼吸
腹式呼吸と同じ姿勢で、両手をお腹の上におき、お腹にゆっくり息を吸い込み
軽く止めてからすっかり吐き出します。
胸式呼吸の後でやはり5~6回行います。
・足首の運動
仰向けに寝て足を伸ばし、手を体の横に置きます。
かかとを布団の上から離さないようにして、足先を色々な方向に向けます。
一度にそれぞれの方向に10回ずつ、1日に3度行います。
産後2日目から
・手の上げ下ろし
仰向けに寝て足を伸ばし、手を体の横に置きます。
その手をゆっくり真上まで、上げたり下ろしたり。
足首の運動のあと10回行います。
産後3日目から
・頭の運動
枕なしで仰向けに寝て、足を伸ばし、片手をお腹の上にのせます。
呼吸は止めないで、お腹の上の手が見えるまで頭だけを上げ、
静かに下ろします。手の上げ下ろしの後、左右各5回行います。
産後4日目から
・骨盤傾斜運動
仰向けに寝て膝を立て、手を前に伸ばしながら、
上体をゆっくり起こせるところまで起こします。
上体を起こしたまま5秒程停止させ、ゆっくり元に戻します。
頭の運動の後で5回行います。
産後5日目から
・骨盤をひねる運動
仰向けに寝て膝を立て、手は横に置きます。
膝をゆっくり片側に倒し、5秒程停止させたらゆっくり片側に倒し
5秒程に停止させたらゆっくり元に戻します。
骨盤傾斜運動の後で左右5回ずつ行います。
・足の上げ下ろし運動
仰向けに寝て足を伸ばし、片足をゆっくり真上まで上げ、
ゆっくり下ろします。
骨盤をひねる運動の後で、片方ずつ5回行います。
産後10日目から
・上下の屈伸運動
仰向けに寝て膝を伸ばし、手を頭の後ろで組み、
上体を片側にひねりながら、ゆっくり起こします。
5秒程停止させ、ゆっくり戻します。
足の上げ下ろしの後で左右各5回行います。
まとめ
産後のダイエットを始める前に、産褥体操を行うことで
妊娠前の身体の状態に戻していけます。
出産後から出来るので、身体の様子を見ながら
ゆっくりと行ってください。
体力もつき、体重も減りやすくなり、産後ダイエットを成功へと導きます。
結論
産後は休息と活動のバランスを取ることが大事です。
とは言っても、初めてのことだらけで、心に余裕がない!
と思うかもしれません。
ですが
過度な安静は、体力の回復に影響を及ぼすことにもなるので、
赤ちゃんのお世話の合間に適度な運動を心がけましょう。
私はその第一歩として産褥体操を行ないリフレッシュもできました!
産院での入院中、ベッドの上でご飯や授乳までの間などに
簡単に気軽に出来るところがとても良かったです。
産褥体操で
ママも赤ちゃんも元気に、楽しい育児生活を送れますように。
産後ダイエットを始める前に、
産褥体操で、まずは軽い運動から初めてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂き有り難うございました。
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