突然ですが、あなたは料理が…
好きですか?
嫌いですか?
得意ですか?
苦手ですか?
私は好きだけど、苦手です。
料理って、ほとんどの人が何かしら悩みを持っています。
例えば一人なら、好きな料理や食べたい料理、好きな味付けもできる。外食もしやすい。
相手がいると、絶対自分の食べたい料理じゃないこともある。
けれど、大人だけでの食事ならそんなに大きな問題にはなりません。
しかし、子どもの食事。
特に離乳食や幼児食の期間はそうもいかない。
子育てしているときの食事の準備って、母が勝つか?!子が勝つか?!
時間との戦いになるので、時短レシピをすごく知りたいと思いました。
どうやったら、この工程を楽にできるか?
離乳食の頃は「柔らかくする」「つぶす」「細かくする」「なめらかにする」とやたら調理工程が多いですよね。
少し大きくなると、食べやすく手掴みしやすいよう工夫したり。
大人と同じ味付けをしたくない。
けれど、別に調理すると時間もかかる。
目の前には泣いている我が子。
子育て中は、子ども達が大きくなるにつれて悩みも変わっていきます。
今回は、離乳食と幼児食の年齢をメインに考えてみました。
子ども達が大きくなっても使える方法を集めたので、是非ご覧ください!!
ママの悩みベスト3 「離乳食・幼児食編」
【3位】 味付け
どれくらいの味付けをしていいのかわからない。
大人と一緒の味付けはしてはダメ!!ということはわかっているけど、どれくらいまでならいいんだろう?と悩むママは本当に多いです。
小児科や自治体の開催する離乳食教室にも通いましたが、味付けに関しては「薄味で」と言われるだけ。
薄味って言われても、その薄味って何よ??と思っていました。
大人の感覚の薄味ではいけないようで、具体的な方法を聞いたら「出汁で煮るだけでいいよ」「離乳食用の粉末出汁が売ってるから使うといいよ」と栄養士さんから教えてもらいました。
その後は大きくなるにつれて調味料も使用できるようになりますが、基本的には薄味。
自分で食べられるようになる幼児食の時期は、どのタイミングで取り分けたらいいか??
と取り分けに悩むママも多いです。
- 子どもに「薄味」が必要な理由
- カラダの機能が未発達の為、塩分の過剰摂取に注意する必要がある
- 味覚の発達の真っ最中
- 将来における生活習慣病の予防
が大きな理由とされています。
確かに、これから大きく成長していく子ども達にとって、大人と同じように…とはいきません。
発達していくのはカラダだけでなく、味覚や嗅覚、視覚、聴覚、触覚もどんどん発達します。
発達段階の子ども達に濃い味付けをしてしまうと、必要以上の塩分を摂ってしまいます。
それ以外にも、大人になっても濃い味を好むようになり将来、生活習慣病になる可能性が出てきます。
食べる事に不自由がない今では、子どもの肥満も増加していますよね。
しかし、限られた調理器具でとなると、かなりの時間を消費します。
ですので私は、思い切って調理家電を買うことに決めました。
【2位】 準備、調理が大変
ある日の離乳食。
座って数秒で食器をひっくり返された時のショックは忘れもしません!!
3人の子ども達の離乳食を経験しましたが、何も知らない1人目の離乳食の時は、どれだけの時間をお鍋と一緒に過ごしたか(笑)
その頃自宅にあった調理家電と言えば、電子レンジ、オーブントースター、ポット程度。
調理器具もシンプルにまな板、包丁、鍋、フライパン、玉子焼き用フライパン、など。
特にこれといった調理器具や調理家電はありませんでした。
基本的には細かくして茹でる。
離乳食が始まる前に買った離乳食調理セットで裏ごし、おろす方法で調理。
お昼寝の間に離乳食を作って冷凍保存していたのですが、ずっと鍋で茹でる→裏ごし→小分けして冷凍の繰り返し。
それだけであっという間に2時間のお昼寝タイムが終了してました。
【1位】 離乳食(食事)を食べない、食べさせられない
離乳食の頃は、すぐに飽きて食べさせられない事やすぐに吐き出してしまうことがありますよね。
自分で食べたい気持ちを優先させた結果、上手く食べれなかったり、手づかみできても口に上手くいれられない。
といった「食べる」「食べさせる」ことについての悩みが多いです。
あんなに頑張って裏ごししたのに…。
頑張って作ったのにひっくり返された(泣)
という経験があるママも多く、私もその中の一人でした。
賢く選ぶ時短調理アイテム
どの家庭にもある時短調理ができる家電と言えば、電子レンジが一番多いかな?と思います。
それ以外にも、電気圧力鍋、ノンフライヤー、電気無水鍋など色々な時短調理ができる家電が販売されています。
しかし、全てを購入する事もできないし、その必要もないと考えます。
実は、時短調理には2種類。
- 下ごしらえの時間を短くするための調理家電
- 下ごしらえした具材を入れておくだけで料理が作れる調理家電
夫婦2人で生活していた時は、あまり時短を意識したこともなかったです。
しかし、あまりにも調理する時間や手間がかかるので、2つ調理家電を購入しました。
現在もかなりの頻度で使っています。
1.フードプロセッサー
今だったらブレンダーやフードチョッパーがオススメです。
私は10年以上前に購入しているのでその頃は無かった気がします(笑)
あっという間にみじん切りができる。
フードプロセッサーやブレンダーはアタッチメントがついているタイプだと、大根おろしやスライサー、ホイップクリームなんかも簡単に出来ちゃいます。
離乳食初期はとにかく、細かく刻んで煮る。
そうすることで、裏ごしする手間がなくなります。
スプーンの裏で潰して食べさせてあげられるので、時短になりますよ。
煮込み料理の時も食材が細かくなると時短になり、とっても助かります。
離乳食以外にも、みじん切りをしたいときにフードチョッパーなんかはすぐに出来るのであると便利ですね。
2.圧力鍋
離乳食を作る時「裏ごし」が私を苦しめた作業。
そんな時に迷ったけれど、購入を決めた調理家電です。
購入する時は、本当に迷いました。
買っても使いこなせるか。結局、数回使って終わりにならないか…。
名前からして少し怖いイメージもありました。
使い方間違えて蓋が飛んだらどうしよう…と本気で思ってたので。
しかし、圧力鍋が一番活躍しましたし、今現在もよく使っています。
30分程で根菜類をつぶせる状態にでき、素材の味をそのまま生かせる。
食材本来の味が引き立つので、味付けにも困りません(笑)
私がたどり着いたシンプル離乳食時短レシピ
味付けにも悩まず、短時間で調理できる方法はないか…
色々なレシピサイトを何度も見て、実際に作って、食べさせた末に出た答え。
素材の味が一番という事にたどり着きました。
大人と別に調理する方法もあります。
しかし作る食事は子どもの分だけでなく、他の家族の分も作らなくてはいけません。
わざわざ離乳食の為だけに、下ごしらえするのはとっても手間がかかります。
ですから、家族全員分の調理時間を減らしながら、調理ができる圧力鍋を使います。
圧力鍋で下ごしらえを使うことで、離乳食初期からでも取り分けができるので時短になります。
例えば、カレーやシチュー作るとします。
- 人参、ジャガイモ、玉ねぎを少し多めに入れる。
- 圧力鍋のピン(おもり)が下がったら、取り分ける。
- 離乳食に必要な分だけ取り分ける。この時、野菜を蒸したスープも少し取り分ける
【離乳食】
- つぶして、スープで食べやすい硬さに調節。
- 自分で手づかみ出来る場合は、ある程度の大きさにしてあげるだけでOK。
※食べない分は小分けにして冷凍する。
【大人用】
別のフライパンでお肉を炒め、火が通ったら圧力鍋に入れ、ルーを入れ煮込んで完成。
圧力鍋オススメ素材は、人参、じゃがいも、玉ねぎ、さつまいも、かぼちゃ、大根、かぶ。
その季節の旬の味を、そのまま家族で食べるのもいいですね。
新じゃがの季節はふかし芋(大人はじゃがバターやポテトサラダ、ポテトグラタン)、さつまいもでも同じようにいけます!!
離乳食を食べさせる時は、お子さんの進み具合によって変えてみてください。
つぶしたものに、冷ましたお湯を少しかけて上げる事で食べやすくできます。
また離乳食用の粉末だしをお湯でといたものや、みそ汁の上澄みと一緒に食べさせるのもいいですね。
そして、全てを一人でやらないといけないと思わないようにしてください。
市販の離乳食を使ったり、冷凍野菜を使ったり、調理器具以外にもママを助けてくれるアイテムがたくさんあります。
上手く使って時短するのもいいですね。
まとめ
- フードプロセッサーや圧力鍋を使って、素材の味を生かしながら調理工程を減らしてみる
- 子どもの成長のために薄味を心がける(出汁で煮るだけ、離乳食用の粉末出汁を使ってみる)
- 大人用と子ども用を一緒に調理して、賢く時短しよう
結論
離乳食を作る人全員が、調理時間が長い、調理工程が多いということに悩みを持っています。
しかも、調理できる時間も限られている。
限られた時間の中で、家族みんなが喜ぶ食事を作る事はすごく大変です。
ですから、フードプロセッサーや圧力鍋を使用すると、調理時間を短くできます。
子ども達に素材の味を与えることが簡単にできますね。
素材の味にすることで、ママは時短調理でき、子ども達の成長を邪魔しません。
その結果、将来の子ども達の生活習慣を守る事に繋がる。
母の役目は重大ですが、あまり自分自身を追い込まず、時には調理器具以外のアイテムも使って楽しい食事の時間を作りましょう。
楽しい食事が家族の一番の栄養ですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメントを残す