母乳育児をしている人は要注意。『産後クライシス』とは?

皆さん、育児お疲れ様です!

毎日、赤ちゃんのお世話で大変ですよね。

私も皆さんと同じで、子育てに追われています。

最近、子育てに関するサイトや番組を見ていて『産後クライシス』という言葉を耳にしたことありませんか?

今回は私の実体験を通して『産後クライシス』についてご紹介します。

参考にして頂けますと嬉しいです!

☆私の産後エピソード☆

私は6歳3歳の2児の母です。

2人とも母乳がよく出たため、母乳育児を進められて、言われるがままに母乳育児をしました。

1人目は1歳3か月で断乳、2人目は2歳6か月で断乳しました。

下の子は今でもおっぱい大好きです。

ようやく2人の授乳を終え、吸われつくした母は憔悴モードでした。

異常にお腹が空くし、子どもはいつでもどこでも、おっぱい探してくる。

疲れやすい。子どもと共に寝てしまう。

かといって血液検査をしても、どこも悪いところがはありませんでした。

この時、母乳をあげるというのはそれだけでかなりの体力を消耗しているんだと実感しました。

1人目の出産後、慣れない土地に住むことになり誰も友達がいませんでした。

夫は、朝7時半から夜は20時すぎまで帰宅しません。

もちろん、赤ちゃんは話せません。

そして夫は英語の勉強に、休日は美容院に行って半日以上帰宅しない。

疲れて、孤独でやってられませんでした。

しかし夫の中では「僕はイクメン」と思っていたようで、お風呂入れたりおむつ替えたりしているからいいと思っていたようです。

私からしたら下手で、私がやったほうが何倍も速く上手にできると思っていましたが。

夫婦間の相違からか、イライラしていたことを覚えています。

また、私は産後1年で仕事を始めました。

なれない環境で、ストレスを溜めていたと思います。

夫は『仕事ガンガンやっていいよ』と軽く言います。

しかし親の助けがなく、子どもが病気の時も対応するのはパートタイマーである私です。

『子どもは勝手に育っていくから、男はお金払っていれば育つから』ってほかの親戚に言っていたのを聞いてイラっとした記憶があります。

育児、家事、仕事、金銭感覚、それぞれにおいてイラつき半端なかったです。

それを超えたのは、子どもが意思を夫に言うようになった頃からです。

子どもはずっと向き合っている分、母の味方です☆

☆産後クラシスとは?☆

これは、NHKのテレビ番組が作った造語です。

赤ちゃんが生まれて、夫婦間の愛情が著しく冷めてしまう症状のことを言うそうです。

わかるわかる、なんか、夫のこと面倒くさくて仕方なかった。

いつからというと、「子供が生まれてすぐから産後2年間」と言われています。

主な症状は何かにつけて脱力感を感じ、やる気がなくなる。そして夫に対してイライラする
などです。

☆要因☆

産後の体調不良やホルモンバランスの変化といった身体的な要因です。

心身共に、不安定になることがよくあります。

産後の悪露や抜け毛、肩こり、寝汗、不眠などの様々な変化が起こることも。

☆なりやすい人☆

まじめな人。インドア派。

例えば….

出産を通じて、やらなければいけないことが増えた。

実際はできるはずもなく、慣れていない量のタスクをしなくてはいけない。

しかし、それができない。

ここで、自分で自分を責めてしまう。

こんな方や母乳育児をしている人は要注意です。

世界保健機関は、少なくとも生後6か月最大で2歳までは母乳のみで育てることを推奨しています。

理由は、母と子の両方に恩恵があるからです。

乳幼児突然死症候群のリスク低下、知能向上、中耳炎リスク低下、風邪への抵抗など…あげだしたらきりがありません。

母親にとっては出産後の子宮の拡大を防いで妊娠前の大きさに回復を助ける。

と共に母体を出産前の体重に戻すのを助けます。

さらに、乳がんのリスクも低下させます。

このようにメリットがとても多い母乳育児ですが、その裏でプロラクチンというホルモンが産生されています。

☆プロラクチンとは☆

脳下垂体前葉のプロラクチン分泌細胞から分泌されるホルモンです。

乳腺の分化・発達を促し乳汁合成を促します。

動物だと、巣作りや授乳などの母性行動に影響を与えると言われています。

そして、攻撃性が増すとも言われています。

赤ちゃんには母性行動を発揮しますが、他へは攻撃性が増すのです。

ホルモンって侮れないですね。

授乳していて、生理がないと、どうしても夫に対しては面倒くさく思うんです。

夫は理解していませんが。2人目の出産後になんとなく悟ったようです。

振り返ってみると、あのイライラ、どうしようもない疲れは産後で母乳育児していたからだと思いました。

かといって、ミルクで育児しているからならないわけでもないそうです。

1人目で私はイライラし始めましたが、2人目でなる人もいるようです。

人それぞれですね。

生まれる前から「ホルモンのせいで、イライラするから」と公言しておけばよかったなと感じています。

私の場合は、1人目が話し相手になってくれたので助かりました。

また、子育て支援センターに通っていたため、ママ友ができたことも大きいと思います。

孤独ではないと思え、何度も救われました。

☆まとめ☆

  1. 産後クライシスとは夫婦間の愛が冷めてしまうこと!
  2. 子供が生まれてすぐから産後2年間でみられる!
  3. 原因はプロラクチンというホルモン!
  4. 産後クライシスは誰にでも起こる可能性がある!

☆結論☆

夫婦で子育てすると意見の相違はたくさんあります。

しかし、こどもにとってはどちらも親で大好きな存在です。

家族が一つのチームとなり、乗り越えるとまた絆も深まりますね。

仲良い家族を築くには、お互いを理解しあうことが必要なんだなと実感しました。

話し合い、分かちあえる関係性が必要ですね。

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