妊娠から出産、そして育児。
長いようであっという間に時間が流れていき、ふと鏡をみて自分の体形が妊娠前と全く違うことに気づくママも少なくないと思います。
噂では母乳で育てていると自然に体重が落ちると聞いていたけど…
とぐるぐる考えながらすごく焦ったことが私もありました。
正確に言うと、体重は妊娠前とさほど変わらないのに、お腹はだるだる。
今まで履いていたデニムのチャックが最後まで閉まらない。
出産してから既に数か月経っていて、ここから体形が自然に戻ることがありえるのか?とても不安でした。
しかし、産後の疲労している身体で無理してダイエットをすることは禁物です。
なぜ産後は体形が戻らないのか、原因を知ってからゆっくり自分のペースでダイエットを実践することがおススメです。
[この記事でわかること]
- 産後の体に起こっていること
- 産後にピッタリな食事
産後の身体はどういう状態?
出産後のママの身体は、子宮が膨らんでいる状態。
子宮の中にいた赤ちゃんが産まれたからといって、すぐに子宮が元の大きさに縮むわけではないんですね。
個人差もありますが、子宮が収縮する際に起こる後陣痛というものがあります。
こちらの痛みが特に辛かった、という声も聞いたことがあります。
膨らんだ子宮に合わせて、産後は骨盤も開いた状態です。
この開いた骨盤をほったらかしにしてしまうと、元の体形に戻すことが難しくなってしまいます。
子宮は産後、ゆっくり時間をかけて収縮していきます。
この時に骨盤ケアグッズや産褥体操、ヨガやピラティス、整体などで開いた骨盤をもとに戻すサポートをすることがポイントになってきます。
おススメなのは、産後の骨盤矯正してくれる整体です。
調べてみると、赤ちゃんを預かってくれる整体もあり、安心して施術を受けることができます。
私が施術をしてもらった整体は、保育士の資格をもったスタッフの方に子供を見てもらえました。]
プロの方々に施術してもらうので、子供を気にすることなくリラックスできて良かったです。
近所にはなく電車を乗り継ぎ行ったのですが、施術後の満足感がとても高かったので、頑張ってい行ったかいがあったと感じました。
そしてせっかく骨盤を整えてもらったんだからと、自宅でも姿勢などに気を付けてホームケアも意識するようになりました。
すると、だるだるだったお腹も、整った骨盤の状態で姿勢を意識することで、どんどん妊娠前のお腹に近付いていったんですね。
一人で自宅でヨガや体操もいいですが、小さい赤ちゃんを見ながらは難しいと感じる方には、ぜひ整体がおススメです。
また、出産した産院でも、産後のケアを行っている所も多いと思うのでお話を聞いてみるのもいいと思います。
産後の食事は?
産後は赤ちゃんのお世話が優先で、自分のことがどうしても後回しになってしまいます。
その中でも、食事には特に時間をかけられないですよね。
赤ちゃんの様子を伺いながら、ゆっくりご飯を食べることなんてほぼ不可能じゃないでしょうか。
私は無理でした。
赤ちゃんを抱えてゆらゆら揺れながら、納豆卵かけご飯を飲むように急いで食べるのが定番でした…
しっかりと噛まずに食べ、水分を取ることも忘れてしまい結果、便秘に悩まされました。
産前も便秘になる妊婦さんは多いですが、産後も便秘に悩まされるママも多いようです。
産後はやはり、バランスの良い食事を心掛けましょう。
食べたものから母乳が作られるので、油っぽいものや甘いものは避けるのが吉です。
おススメは和食です。
栄養をたくさんとることで代謝の良い身体になり、脂肪を燃焼しやすい身体になります。
- 野菜や海草(ワカメや昆布)
- きのこ類
など積極的にとりいれたメニューを意識しましょう。
ママが食べたものが、赤ちゃんが飲む母乳の材料になるんだな、と思うと自然に食事への意識も変わっていくと思います。
私の場合、相変わらず食事に時間はかけられませんでしたが
- 具だくさんのお味噌汁
- 作り置きしたおかず
- プチトマトやフルーツ
など、バランス良くすぐに食べられるものを用意しました。
これにプラスで、こまめに白湯を飲むようにして便秘も解消されました。
母乳育児で水分が不足しがちな産後の身体には、特に意識して水分をとることが重要になってきます。
食事も済ませたのにお腹が減ってしまうときは、米麹の甘酒や、飲むヨーグルト、炭酸水などを飲んでお腹を満たしました。
まとめ
- 骨盤矯正で開いた骨盤を元に戻す
- 和食で代謝の良い体作り
- こまめに白湯を飲んで便秘解消
結論
ダイエットというと、身体についた脂肪を落とすイメージがありますが、産後の身体は骨盤の開きがポイントになってきます。
骨盤が開いて歪んでしまった身体は、血行の循環の妨げになったり、冷えや体調不良など様々な悪影響につながっていく可能性もあります。
身体が元気じゃないと、脂肪も溜まりやすく燃焼するエネルギーも足りなくなってしまい、結果として太ってしまうかもしれません。
身体の軸となる骨を元の状態に戻してから、ダイエットをするのが最も効果的です。
自分のことをどうしても後回しにしてしまう産後ですが、元気で健康な状態で子育てしたいですよね。
その意識は、ダイエットにもつながってくるはずです。
無理はせず、プロや産後ケアグッズにも頼りながら、産後ダイエットしてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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