産後の授乳が終わったらバストが小さくなると思うと、何か簡単に出来ることがあればしておきたいと思われている方も多いのではないでしょうか?
そんな意識の高いママにぴったりの、簡単で効果的な産後の胸をキープする方法をお伝えしたいと思います。
産後すぐでも、産後から時間が経っていてもOKです。
キープしたい気持ちがあれば大丈夫。今がタイミングです。
そうは言っても、赤ちゃん期の子育て中は本当に忙しく、家事をしてる途中で泣く、そして授乳。
トイレに行ってるときに泣く、また授乳。
ご飯を食べていても泣く。食べるのをやめて授乳。
やっと寝たと一息ついたらまた起きる。そして授乳。
私はおっぱい製造機だろうかと思うほど授乳したものでした。
けれども、わが子は本当に可愛く授乳中の顔を見ては癒されます。
大変ではありましたが、笑顔を見ると産んで良かったなとしみじみ思い、女性としての自分より、母としての自分という認識になっていました。
そして私の場合は、授乳が終わるくらいの時期に仕事復帰しました。
子供と離れる時間が出来、バタバタとしながらも、自分は女性であったことを徐々に思い出していきました。
お風呂に入ったときにふと鏡に写った自分の胸を見て、しぼんでいる、そして離れていることに気づいてしまいました。
お風呂屋さんに行ったとき、隣のおばさまの垂れたおっぱいを見て、あんな風にはなりたくないと思っていた状態になっているではありませんか。
このままではピッタリした服は似合いません。
せっかくおしゃれしてもイマイチしっくりきません。
放っておくとなります。
小さめサイズでも垂れます、離れます、しぼみます。
そんな事になる前に、おっぱいケアは必要なのです。
では、なぜおっぱいトラブルは起きるのでしょうか?
おっぱいトラブルの原因
女性ホルモンの減少
妊娠中や授乳期には、女性ホルモンが増えて乳腺が発達しています。
断乳すると女性ホルモンが一気に減り、乳腺が縮小した結果、バストが小さくなってしまうのです。
授乳でおっぱいが引っ張られて垂れる
授乳中は、赤ちゃんに乳首を引っ張られた状態が続きます。
産まれて間もない頃は、さほど力が強くない赤ちゃんも、数ヶ月経つと遊び飲みを始め引っ張って飲んだり。
顔も引っ張るとたるみますが、悲しいかな、おっぱいも同じなのです。
クーパー靭帯が伸びる
女性の胸は、クーパー靭帯と土台となる胸筋によって支えられています。
クーパー靭帯は、胸全体を包み込むように張り巡らされていて、胸を乳腺や脂肪を吊り上げるように支えています。
このクーパー靭帯はゴムのように伸びる性質があり、妊娠中にはバストも大きく重くなり、クーパー靭帯が伸びて、胸の垂れになるのです。
添い乳をするとなおさら、寝ている間にバストはあらゆる方向に重量がかかり、更にクーパー靭帯が伸びてしまうのです。
添い乳すると寝てくれるし、楽なので私も毎日していましたが、それが原因だなんて思いもしませんでした。
大胸筋の筋力が低下した
産後はゆっくり体を回復させる時間が必要な上、赤ちゃんが小さいうちはあまり外出も出来ないため筋力も衰えます。
また、妊娠中から授乳中は赤ちゃんに栄養を届けるために、母体が栄養不足に陥ることも少なくありません。
筋肉を作るタンパク質などの栄養素が不足すれば、大胸筋の筋力が低下して、バストが下垂したり、ボリュームダウンしたりすることがあるでしょう。
原因が分かったら、次は対処するにはどうしたら?と思いますよね。
ふっくらな胸をキープするためのポイント
保湿しながらマッサージ
産後は肌が敏感になることがあります。
アルコールやパラベンなどの刺激を感じやすい成分が配合された保湿クリームは避けたほうが良いでしょう。
出来ればお風呂上りがおススメですが、お子さんの服を着せたりとお風呂上りは忙しいものですね。
寝かしつけてからほっと一息、リラックスの時間に保湿クリームをつけながらマッサージすると癒しの時間になって、また明日も頑張ろうと思えるのではないでしょうか。
<マッサージの仕方>
- 鎖骨の中心のくぼみから、みぞおちまでを両手で交互にさすります。
- バストの上部をらせん状にマッサージします。
- バストの下から脇までを両手で交互にさすり上げます。
- 手を軽く丸めて胸を下から上に優しくたたきます。
大胸筋を鍛えるエクササイズ
大胸筋を鍛えれば、バストを支える力がアップするので、胸が垂れることや脂肪が流れることを防げます。
また、胸に厚みが増すので、バストアップも期待出来るでしょう。
<エクササイズの方法>
- 胸の前で合唱します。
- 胸に力を入れて、両手を胸の前で押し合います。
- 10秒間キープします。
- 1日3セット程行います。
授乳時に引っ張りのみさせない
赤ちゃんも悪気はないですし、なかなか難しいかもしれませんが、授乳クッションを使い、出来るだけ引っ張り飲みをさせないようにすると良いでしょう。
バストアップに良い食事をとる
栄養素を取り入れるのもおススメです。
もちろん、食べ過ぎると産後太りの原因にもなりますので、1日3食バランスよくの中に意識してみましょう。
<たんぱく質>
筋肉やホルモンの材料となる栄養素です。
肉類や魚類、卵、乳製品、大豆などに含まれています。
<イソフラボン>
女性ホルモンの働きをサポートする栄養素です。
大豆やきな粉、豆乳、味噌、豆腐などに含まれます。
<ボロン>
女性ホルモンの働きを促進する栄養素です。
キャベツや海藻に含まれています。
ナイトブラを使用する
夜はブラをつけないという人も多いと思いますが、脂肪が流れやすい睡眠時に固定することがとっても大切です。
産後のバストのサイズの変化は大きいので、ナイトブラで脂肪が流れるのを防ぎましょう。
もしこれからナイトブラを選ぶなら、この基準で選んでみて下さい。
- バストがしっかりホールドされる。
- 左右への横流れを防げる。
- 締め付けを感じない。
- 伸縮性があって、体型にあったもの。
ポイントとしては以上になります。
始める時期は、産後1ケ月程は身体の状態がまだまだ通常モードになっていないため、産後2ケ月程から自分の身体の状態を見ながらバストアップを始めましょう。
産後半年から1年経つ頃にはしぼんでくることが多いので、その頃から始めるのもいいかもしれません。
授乳のトラブルがある方は、助産師さんに相談してみてから始めて下さいね。
まとめ
- おっぱいトラブルの原因
- ふっくらな胸をキープするためのポイント
結論
産後の胸をキープするためのポイントをまとめてみましたが、いかがでしたか?
私も産後すぐにケアをしておけば良かったと今になって思いますが、気づいたときが始め時だと思って、これからしっかりやっていこうと思います。
ナイトブラもシンプルなものから、可愛いものまで様々ですが、可愛いのを買ってみようと思います。
それだけでテンションが上がりますよね。
保湿もマッサージも、可愛い下着も、毎日子育てや家事をがんばっている自分へのご褒美です。
自分に優しく丁寧に接することで、周りの人からも優しく丁寧に接してもらえるんですよ。
その上、ふわふわのハリのあるバストが作れて、女性らしい体型を維持し、ママに見えないママになれたらいいですよね。
可愛い服も似合う体型で、お子さんとお揃いコーデなんかも楽しめますね。
夏に少しぴったりした服も楽しめます。
自分でも鏡を見てニヤニヤ。自信が持てますね。
時間を作ってぜひ楽しみながらケアしてみて下さいね。
レッツチャレンジ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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