「産後クライシス」
妊娠・出産経験者なら、1度は聞いた事があるのではないでしょうか。
私は20歳。
2児の母です。
私も「産後クライシス」経験者の1人。
夫の事が好きとか嫌いとか飛び越して、「生理的に無理」になりました。
今回はそんな私が「産後クライシス」について、お話をしていこうと思います。
✳この記事でわかること✳
- 「産後クライシス」の原因
- 「産後クライシス」の症状
- 「産後クライシス」の乗り越え方
1.「産後クライシス」になる原因
ホルモンバランスの乱れ
産後のママのホルモンバランスは、とても乱れています。
そのため落ち込みやすかったり、
漠然と不安になったりする事もあります。
イライラしやすかったりもするため、夫の些細な言動も気に障ってしまうことも。
イライラすると、つい言い方がきつくなったり
態度に出てしまう。
喧嘩になるなんてこともしばしば。
そのため、「産後クライシス」を引き起こします。
・子供ファーストの生活
子供が生まれてから女性は「母」になります。
「母」というのは、子供第一ということですね。
赤ちゃんは泣くことで全てを知らせてきます。
「抱っこ」「おむつが気持ち悪い」「お腹空いた」など
大抵は理由があって泣くのですが、理由なく泣くこともあります。
子供が生まれると、当然することも増えます。
食事もままならない、ろくに睡眠時間も取れないですよね。
そんな状況が続き、イライラしやすくなるのです。
そのイライラを子供に向けてしまう方もいますが、大抵は夫に向きます。
夫の些細な言動でイライラしてしまうのです。
夫婦間の相違
妻は「何で私はこんなに大変なのに、夫はほぼ何も変わらないのか」と、変わらない夫にイライラします。
一方、夫は「何でいつもイライラしているんだ」と変わってしまった妻に不安と不満を抱きます。
夫側からすれば、「いつもにこにこ穏やかな明るい家庭」が理想でしょう。
妻側も、「本当はにこにこ笑っていたい」
「何でこんなにイライラしてしまうんだろう」と、困惑しています。
そんな状況の中、家事も育児もろくにしない夫だと、「協力してくれないなら、一緒にいる意味がない」と妻は思うようになります。
対して夫も「こんな妻とこれからやっていける気がしない」と思うようになります。
そして、最悪の場合「離婚」に至るのです。
コミュニケーション不足
子供が生まれるとコミュニケーションが減ってしまう夫婦も、少なくありません。
つい子供の話ばかりになり、お互いの事に関しては話さなくなります。
妻は睡眠不足から、子供が寝ている間に一緒に寝ることが多くなります。
そうなると、話す時間自体が少なくなることも珍しくありません。
コミュニケーションが減ったことで夫婦がすれ違い、お互いに思いを伝えられないまま、不安や不満が募っていきます。
ボタンを掛け違えるように、夫婦の溝が大きくなっていくのです。
2.「産後クライシス」の症状
些細なことでイライラ
代表的な症状の1つです。
出産前は「好き好き!」でも、産後にはどうでもよくなり、逆にイライラします。
夫にだけではなく、日常の些細なことでも同じです。
「前はこんなことでイライラすることはなかったのに…」と思うことが増えていくようであれば、「産後クライシス」を疑うのが妥当でしょう。
急に泣けてきたり笑えてきたり、感情の起伏が激しい
「特に何かあったわけでもないのに泣けてきた。(笑えてきた)」
ということが多くなります。
誰かに何か言われたわけでも、されたわけでもないのに、
「気づいたら涙が出てた」なんてことも。
夫に対して攻撃的な言葉で返すことが増えた
「うるさい」や「そう言うなら自分がしたらいいじゃん!」
など、攻撃的な言葉で返すことが増えます。
自然にパッとそのような言葉が出てくるようであれば、「産後クライシス」を疑うのが妥当でしょう。
3.「産後クライシス」の乗り越え方
ホルモンバランスのせいと割り切る
「産後クライシス」は特別何かあったわけでもなく、「特に原因はないけどイライラする」ということが多いです。
子供のせいでも夫のせいでも無く、ホルモンバランスのせいと割り切りましょう!
「何に対してイライラするのか」を書き出すと自分の状態を把握する事ができ、少しすっきりしたりしますよ♪
夫を父親に育てる
女性は子供を産む前から「母親」です。
でも、男性はどうでしょう?
女性の様に自分の体で実感することも出来ませんし、妻の様子は変わっても、自分の変化はありませんよね?
夫からしたら、「突然子供が目の前に現れた」といっても過言ではない状態なのです。
なので、先に親になった女性側が「夫を親にする」のです。
教えることも沢山ありますし、「何でこんなことも出来ないの!?」
と思う事も多いとは思いますが、「知らなくて当たり前」という心構えで向き合いましょう。
そして、夫が何か少しでもしてくれた時には、
「ありがとう」としっかり感謝と、「助かっている」ということを伝えましょう。
誰かに相談する
地域の役場だったり、友達・家族でも誰でもいいので、自分の状態や愚痴を聞いてもらいましょう。
私は、中学からの親友で現在はママ友の子に聞いてもらいます。
きっと同じ経験をしているからこそ、わかってくれる人がいるはずです。
もちろん、自分の母親でも構いません。
私は母親を亡くしておりますが、「こういう時にお母さんと話したかったな…」と思うことも多々あります(笑)
自分の母親がやっぱり一番頼れる「先輩ママ」だと思います♪
まとめ
1.産後クライシスの原因
- ホルモンバランスの乱れ
- 寝不足や生活の変化(子供ファーストの生活)
- 夫婦間の相違
(何で私の生活はこんなに変わったのに、夫は全然変わらないの!?など) - コミュニケーション不足
2.産後クライシスの症状
- 些細なことでイライラ
- 急に泣けてきたり笑えて来たり、感情の起伏が激しい
- 夫に対して攻撃的な言葉で返す事が増えた
3.産後クライシスの乗り越え方
- ホルモンバランスのせいと割り切る
- 夫を父親に育てる
- 誰かに相談する
結論
産後クライシスの原因は大半が、「ホルモンバランスの乱れ」や「生活の変化」です。
そのことを夫に理解してもらうために、まずは話しましょう!
コミュニケーションはこういう時こそ大切になってきます。
乗り越えた先は、きっともっともっと仲のいい夫婦になっている事でしょう♪
苦難を共に乗り越えた夫婦は強いですよ☆
お互いがお互いを理解し、支えあえる夫婦になれたら最高ですね♪
最後までご覧頂き、ありがとうございました。
コメントを残す