ボリュームがあり、ピンと上向きの、はりがあるバストは、女性の憧れですよね。
例え、ママになっても、ほとんどの女性が思い続けていることではないでしょうか?
しかし、産後や年齢を重ねるにつれて、垂れたり、しぼんだりと形や大きさに悩まされていませんか?
だからといって、サプリメントや矯正下着は高いし、手当たりしだいのエクササイズは期待ゼロです。
そこで今回は、『健康を重視したバストアップ』をご紹介したいと思います。
なぜなら、
産後の無理は禁物
『美』の基本は何より『健康』
バストは食べ物の栄養素で作られている
そして、『健康にバストアップ』するには、毎日の食生活が必要不可欠です。
ぜひ、この記事を参考にして、毎日の食生活で美しいバストをキープしてください。
《この記事で分かること》
- バストアップに効果的な食べ物
- 栄養を逃がさない食べ合わせ
【バストアップに必要な栄養素】
みなさんは、バストアップに効果的な食べ物があることをご存知ですか?
なんとなく知っている・・・という方もいらっしゃると思いますが、まずは、バストアップに効果的な栄養素をご紹介します。
- 大豆イソフラボン
- ボロン
- たんぱく質
- 必須アミノ酸
- ビタミンE
- オメガ3系オイル
1 大豆イソフラボン
大豆イソフラボンには、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをする成分が含まれています。
エストロゲンは、バストの成長を促し、乳腺の発達に重要な働きをします。
その他に、髪や肌に潤いを与え、コレステロール値の調整、動脈硬化を防ぎ、丈夫な骨を維持してくれます。
1日あたりの摂取量の目安は、50~60mgです。
主な食品として、納豆、豆腐製品、きな粉、煮豆、味噌などがあります。
2 ボロン
別名『ホウ素』といい、エストロゲンの分泌を促し、乳腺の発達を促します。
また、バストの脂肪を増やす効果があります。
ただ、熱に弱いので、生で食べることをおすすめします。
1日あたりの摂取目安は、13mgです。
主な食材として、キャベツ、りんご、レーズン、ナッツ類、海藻類などがあります。
3 たんぱく質
乳腺はたんぱく質でできているため、良質なたんぱく質を摂取することは、乳腺の発達にとても重要です。
1日あたりの摂取量の目安は、50gです。
主な食材として、牛肉、豚ひれ肉、鶏ささみ、卵、豆腐、マグロ、鮭、秋刀魚などがあります。
たんぱく質には、動物性と植物性がありますので、両方をバランスよく摂取することをおすすめします。
4 必須アミノ酸
必須アミノ酸は、9種類あります。
アミノ酸は、たんぱく質を構成している成分で、ホルモンを作り出す成分です。
体の中でアミノ酸が足りなくなると、代謝機能、体力、免疫力などの低下につながり、はてはバストアップも期待できなくなります。
アミノ酸の摂取→たんぱく質を合成→バストアップ効果
になるんですね。
1日あたりの摂取量の目安は、下記を参考にしてください。
必須アミノ酸9種類
必須アミノ酸 | 一日の必要量 mg/日 |
イソロイシン | 20 |
ロイシン | 39 |
リチン (リジン) | 30 |
メチオニン+シスチン | 15 |
フェニルアラニン+チロシン | 25 |
トレオニン (スレオニン) | 15 |
トリプトファン | 4 |
バリン | 26 |
ヒスチジン | 10 |
必須アミノ酸合計 | 184 |
主な食材として、豚ロース、アジ、卵、牛乳、精白米、ジャガイモ、トマト、貝類などです。
5 ビタミンE
ビタミンE は血行を良くし、女性ホルモンを乳腺へ届ける働きをしてくれます。
アンチエイジング効果もあるので、積極的に摂取したいですね。
1日あたりの摂取目安は、6.0mgです。
ただ、脂質の多い食材に含まれるため、摂りすぎ厳禁!!です。
おもな食材として、ナッツ類、かぼちゃ、アボカドに多く含まれます。
6 オメガ3系オイル
オメガ3脂肪酸といわれるオイルで、女性ホルモンを作り、整える作用があります。
最近では、美容と健康に良いという研究データが報告され、注目のオイルです。
1日あたりの摂取目安は、2.0gです。
おもな食材として、アマニ油、エゴマ油、魚介類、魚卵などに多く含まれます。
また、青魚の缶詰は、コストパフォーマンスも高い市販品ですね。
【食べ合わせを意識して効果アップ】
よく、『バランスの良い食事』といわれますが、きちんと理由があるんです。
食事の栄養バランスは、一食ごとでなくても、1週間トータルで考えれば良いのですが、
例えば、今日は肉料理中心の食事をしたから、明日は魚メインにしよう!!とか。
ここ数日、野菜が不足がちだから、今日は、野菜をいつもよりも多く取り入れよう!!とか。
栄養素は食材から摂取するため、バランスのとれた食事で、体を作るための栄養をまんべんなく吸収できます。
食べたら、その分のみの栄養素が体内に入るわけですが、少しの工夫で、その効果を倍増できるんです。
『栄養素の食べ合わせ』といわれますが、栄養素同士が互いに助け合い、その効力をさらに発揮するということです。
タンパク質がキーポイント
人間は、水分、脂質以外、ほとんどがタンパク質で構成されています。
なので、特に重視したい栄養素の1つです。
上記のとおり、たんぱく質は1日50gの補給が理想ですが、では、いったいどれだけの量を食べれば、50gになるのでしょうか?
食品名 | 食品100gに含まれるタンパク質(g) |
鶏ささみ | 23.9 |
豚ロース | 22.7 |
牛もも | 19.3 |
かつお | 25.0 |
さば | 23.0 |
生卵 | 16.5 |
牛乳 | 3.3 |
絹ごし豆腐(1丁) | 5.3 |
食パン(6枚切り1枚) | 9.0 |
精白米 | 2.5 |
上記表のように、肉類ですと、200g以上、豆腐だと約5丁も食べないと、タンパク質50gには達しませんね。
ですが、タンパク質+下記の1~4の栄養素を組み合わせると、効率よく吸収され、少量でも補足効果が生まれ、とてもバランスが取りやすくなります。
1 ビタミンB6,C
たんぱく質の代謝を助け、エネルギーを作り、血液や筋肉を作り出す手助けをします。
2 マグネシウム
たんぱく質を作り、筋肉や神経機能の向上、血糖、血圧のコントロールの補助的役割をしてくれます。
特に、海藻類や緑の濃い青野菜に含まれます。
鶏肉の海藻サラダや、ステーキの付け合せに、ほうれん草などを添えるとたんぱく質の吸収率が50%アップします。
3 糖質
糖質が不足すると、たんぱく質が分解されてしまうため、一緒に摂取することでたんぱく質の栄養素を体内にキープできます。
ただ、摂りすぎは要注意!!
4 オメガ3系オイル
アマニ油、エゴマ油を使用するときは要注意です。
植物性ですので、動物性たんぱく質と一緒に摂取すると、胆汁が分泌され、吸収力がアップします。
また、朝に摂取すると吸収力の効果が高まります。
【まとめ】
- 健康を重視すると、自然にバストアップ効果をもたらし、美しいバストをキープできる
- 意識して栄養素の組み合わせを考えると、効率が良い
- バストアップは食物の栄養素の力を借りて育てる
【結論】
いかがでしたでしょうか?
バストアップに効果的な食品だけを過剰摂取しても、美乳キープ効果はありません。
絶対不可欠な5大栄養素(炭水化物・脂質・タンパク質・ビタミン・ミネラル)には、バストアップ効果がある食材がたくさん含まれています。
普段の食事を、主食・主菜・副菜にあてはめ、偏った食事をしていないかチェックすると、自然にバランスを整えることができますね。
バランスがよい食事は、健康をもたらし、ひいてはバストアップにも繋がるんですね。
体の内側から、バストを育て、毎日の食生活で美乳をキープするということです。
バストアップに良い食品を積極的に摂取し、効果に期待しましょう。
そして、栄養素プラス栄養素で吸収効率を高め、賢く、健康に、美乳キープを始めましょう。
最後までご覧いただきありがとうございます。
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