料理が苦手さんが見つけた”自分スタイル”簡単&時短調理法

食事の準備を苦痛に感じたことってありませんか?

「私は家政婦か??」と何度思ったことか。
料理が得意でないし、気づけばメニューも似たものばかり。

最近はコロナウイルスの影響で自宅で3人の子どもと、1日3食。家事の負担は増大。
本当に疲れました(笑)

でも、感染しないため、感染を拡大をさせないためにもルールは守って生活をしなければいけません。

主婦としては、1日3食の食事の準備をどうやったら楽できるか??そればかり考えていました。

学校に登校する場合は朝ごはんと夕飯の2回作るだけですが、自宅にいると1日5食に。

なぜ5食?? お昼が給食になるから1日3食では??と思いますよね…(笑)

子ども達は家にいると「10時のおやつは?」「3時だからおやつの時間だよ」と…。

思わず、「学校で、おやつの時間があるんかい!!」と突っ込みをいれてしまいました。

結果、朝ごはん終了から夕飯までキッチンにずっといる。
という現象が起こり、母のメンタルも崩壊寸前。

そんな時に数年前に一度していた時短レシピに再チャレンジしてみました‼︎

【この記事でわかること】

  • メンタル崩壊寸前の私を救った2つの時短調理方法
  • 時短でも、私が作り置きと味付け冷凍を止めた理由
  • 生活スタイルと合わせて”自分スタイル”をつくる

 

メンタル崩壊寸前の私を救った2つの時短調理法


私を救った時短調理法。それは作り置きおかず味付け冷凍

いや、それ珍しくないし、実際にしていますけど…。
という言葉が聞こえてきそうですね(笑)

確かに、作り置きおかずや味付け冷凍のレシピは本やインターネットで検索すればたくさん出てきます。
実践している人も多いですよね。

私自身も、3人目の妊娠中に切迫早産で入院か自宅で絶対安静を選択しなければなり、上の子もいたので、自宅で安静することに。

無事に出産するために、必要最低限の事以外は動かない生活の始まり。

頼れる人もおらず、料理ができない主人にはまかせられない事がキッカケで作り置きおかずと味付け冷凍を始めました。

作り置きおかずは、冷蔵庫で2~3日保存可能なのです。
4人家族でもある程度の量を1度作っておくことで、毎日長時間キッチンに立つことはありません。

味付け冷凍も、解凍して焼いたり、煮込むだけ。
私の体調が悪い時、料理ができない主人でも簡単に食事が作れたので、とても助かりました。

やり方も簡単。
材料を食べやすい大きさに切り、味をつけて冷凍するだけ。
冷凍の準備も、調理の時もあっという間に終わります。


《我が家の味付け冷凍人気レシピ》

☆豚の生姜焼き 4人分

~材料~
豚肉400g、玉ねぎ1個、醤油大さじ3、料理酒大さじ3、みりん大さじ1、
生姜小さじ2(チューブでOK 4cm位)
※甘めの生姜焼きが好きな場合→砂糖大さじ1追加

~作り方~
①調味料を全て冷凍保存対応の保存袋に入れる
②豚肉、玉ねぎを食べやすい大きさに切るに
③①の保存袋へ豚肉、玉ねぎの順に入れる
④出来るだけ空気を抜くようにし、平らにして冷凍庫へ

~使い方~
・前日の夜、当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫へ移動し解凍
・フライパンに油をしいて、焼いて完成!!

 

☆豚ミンチのしょうがそぼろ 3~4人分 

~材料~
豚ミンチ300g、
〇醤油、みりん、料理酒 各大さじ1と半分、
  砂糖 大さじ1、生姜 小さじ1(チューブ2cm位)

~作り方~
①フライパンで豚ミンチを炒める(強火~中火)
②ミンチの色が半分くらい変わったら〇の調味料全て入れる
③②で入れた調味料が沸騰したら中火で煮汁がなくなるまで煮詰める
 ※豚の脂っぽさが苦手な人は、①の前に沸騰したお湯で茹でる事で油を落とせます
④冷めたら、保存容器にいれ冷蔵で2~3日、冷凍で2~3週間で使い切る。
 ※冷凍保存対応の保存袋で冷凍保存する場合は、菜箸で押さえて溝を作り冷凍。
 解凍する時、使いたい分だけ使えます。

~使い方~
・前日の夜、当日の朝に冷凍庫から冷蔵庫へ移動
・お好みの野菜と一緒に炒めて、そぼろ炒め
・豆腐と一緒に煮込んで、和風麻婆豆腐
・炒り卵、ほうれん草と一緒に
・そぼろ丼&炒める事でチャーハンにも!!

豚ミンチのしょうがそぼろは、お肉も安く手に入りやすく、使い方もたくさんあるので本当に便利。

1回で作る量を倍量にすることで、1回の調理で2~3回分が作れます。

〜小さいお子さんがいる方〜
生姜よりも生姜チューブを使用すると、生姜の辛味が少ないです。

生姜チューブは使わない派!!という方は、生姜をすりおろして小さじ1程度の量をラップで小分けし、保存袋に入れて冷凍保存すると何度もすりおろさなくていいので便利ですよ!!

子ども達の大好きな生姜焼きと、アレンジ豊富なそぼろは、「解凍して作るだけ」にしておくことで調理時間が半分以下になります。
忙しい時にピッタリなレシピです。

    

作り置きと味付け冷凍での困りごと

   

一度にまとめて作る、作り置きおかずと味付け冷凍で時短調理は確かに便利でした。
しかし、私は一度作るのを止めた時期があります。

理由① 作り置きおかずを作っておくことで、「食べる事」が嫌になった

休みの日、時間のある時にまとめて作っておくと、その後の調理はとても楽です。

しかし、作ってあるがゆえに「必ず食べなければ」という義務感が出てきてしまい、せっかく作っておいたおかずを残すようになってしまいました。

おかずを残すのは本末転倒。
もったいないのはもちろんの事、何のために作り置きをしているのかわかりません。

〈解決策〉作り置きおかず → まとめて、下ごしらえ保存(冷凍)

あえて、『作り置かない』事にして、下ごしらえのみで保存に。
下ごしらえして2日以内で使う予定の野菜は冷蔵保存。それ以外は冷凍保存します。

人参やキャベツ、白菜などは半分使って、残りはラップをして冷蔵庫保存する事が多くないですか?

何度も下ごしらえするよりも、半分しか使わないけど、丸ごと下ごしらえ法(自分で勝手にこう呼んでいます)で翌日以降の調理時間を短縮しています。

例えば、大根1本。
作り置きしていた時は、みそ汁の具、煮物、炒め物、サラダと作り置き。

今までは、毎日の食卓の何かしらのおかずに大根が。
子ども達は「また大根?」と味が変わっても同じ材料なのであまり喜びませんでした。

同じ大根1本でも、半分をスライス&細切りにします。
その半分をみそ汁用にし、残りの半分はタッパーに入れ水にさらし翌日大根サラダに。

もう半分の大根は、使いたい形に切り2回分に分けて冷凍。
別の日に炒め物や煮ものとして使用することで、同じ野菜が並び続くことはありません。

同じように、袋で購入した葉物野菜、人参、玉ねぎも切り方を変えて保存します。
使いたい分だけ使えるようにしたことで、包丁もまな板も使わずに夕飯が完成する事もあります!!

 

理由② 味付け冷凍に使用する冷凍保存対応の保存袋がもったいない

貧乏性ですいません(笑)

しかし、メーカー商品でもプライベートブランドでも枚数が少ないのでまとめ買いすると、それなりの出費になります。

洗って再利用する事もありましたが(メーカーは推奨していません)、やはりお肉を入れた保存袋を再利用は衛生面で怖いのもあり基本的に使い捨てる事に。

どうしても、「もったいない」と感じてしまい、気がついたら冷凍をやめてしまっていました。


〈解決策〉肉や魚の冷凍に使用する冷凍保存対応の保存袋 → 食品保存袋

冷凍保存対応保存袋に比べて食品保存袋は安く、肉や魚を冷凍する時は食品保存袋に入れタッパーに。

そのままだと冷凍しづらいですが、タッパーに入れることで冷凍庫でも保存しやすく使うときにサッと取り出せるように!!

野菜を冷凍した場合は、冷凍保存対応の保存袋を使う事もありますが、食品保存袋を使っても、キッチンで出たごみ入れの袋にして再利用しています。

理由③ 作り置きおかずは子どもには不向きと感じるようになったこと

私の料理の腕にも問題があると思います。

しかし、子ども達が食べやすい調味料を考えると、レシピ本に掲載されている通りには作れませんでした。

ラー油やマスタード、カレー粉、酢やレモン汁などの辛味や酸味のある調味料は、作ってもなかなか食べてくれません。

保存出来る事がメリットですが、子ども達が食べやすい味付けをしても味が濃く感じてしまったことも。
自然と作り置きする回数が減っていきました。

〈解決策〉味付け冷凍 → 下味だけつけて冷凍

味付け冷凍をしていた時は、味がついていることで目的の料理意外に使えない。
ですから、最初から他のおかずを作る事もしばしば。

せっかく時短の為に味付け冷凍をしたのに、なんだかもったいない。

味付け冷凍するおかずは生姜焼き用だけ。
と決め、他は下味だけつけて使えるメニューの幅を広げました。

①まとめ買いしたお肉を食べやすい大きさに切り、1回分の分量に分けて食品保存袋へ
料理酒をお肉200gに対して大さじ1をいれて揉みこみ、タッパーに入れ冷凍。
③タッパーのフタにマスキングテープで、日付、食材名、分量(グラム数や枚数)、下味に使用した調味料を書いて貼る

基本的には、料理酒のみで冷凍します。
料理酒は肉や魚の臭みを消してくれ、食材を柔らかくし、うまみや風味がアップ!!

料理酒だけなので、和風、洋風、中華とその日の気分でメニューも変更可能です。

理由④ 作り置きおかずを作る時間がない

私の場合は、子ども達の成長に伴いまとまった時間が取れなくなってしまった事が大きいです。

また、働いているママにとっては、仕事から帰ってからは当日の食事だけで精一杯。

週末にまとめて調理すれば…と思いますが、買い物に行き、2~3時間かけて調理するので、休日が丸一日潰れてしまいます(泣)

せっかくの休日を買い物と料理だけで終わらせたくないですよね。
子どもがいたら買い物から帰った時の疲労感は半端ないので、そこから長時間の調理は遠慮したいのが本音です。

〈解決策〉生活スタイルと合わせて”自分スタイル”をつくる


作り置きおかず、味付け冷凍を止めた時期もありまたが、今は我が家の生活スタイルと私の性格に合ったやり方で続けています。

初めて作り置きおかずと味付け冷凍をやり始めた時は、「本の通りにしなければ」という考えしかありませんでした。

「便利」「時短」「献立をあらかじめ決めておけるおで悩まない」「食費の節約になる」「旦那さんでも調理できる」「作り置きおかずはすぐ食べれる」

など、作り置きおかずや味付け冷凍は時短にはピッタリ。という方もたくさんいます。

しかし、その一方で私と同じように便利と分かっていても作り置き、味付け冷凍をやめました。という人もいることも事実です。

私は無理せず、自分のスタイルをつくることで育児と料理の両立が叶いました。
一度、生活スタイルを確認してみてはいかがでしょうか?

きっと、皆さんの負担を軽くするきっかけになりますよ!

ある日の夕飯の準備の様子をご紹介します


①冷凍 梅酢タコ(購入したもの)
②前日のナムルに使用した時にスライスし保存しておいた塩もみきゅうりとわかめ
③2日前に下ごしらえしておいた、新玉ねぎのスライスの残り。
  (2日前はタルタルソースに使用)
④もやし
⑤小松菜(お昼のチャーハンで残った葉の部分)
⑥冷凍コーンと下ゆでして冷凍してあったブロッコリー
⑦かにかま(購入した物)
⑧前日のジャーマンポテトを作る時にまとめて蒸かして、潰しておいたじゃがいも
⑨下味冷凍しておいた鶏むね肉(前日の夜に冷蔵庫に移動し解凍済)

この日は、かにかまとブロッコリーを食べやすい大きさに、キッチンバサミでカットして下ごしらえは2分で終了しました(笑)


炊飯器のスイッチを押して46分の間に、家族5人分の5品が完成し洗い物も終了しました。
それでも時間が余ったので、主人のおつまみを1品追加したくらいです。

同じメニューを下ごしらえからしていたら、46分以内で洗い物まで完成するのは私の腕では無理です。

毎日の調理で、残って冷蔵庫にしまっておく野菜やよく使う野菜を一緒にしたごしらえしておき、冷蔵(冷凍)保存しておく丸ごと下ごしらえ法で、時短しています!!

 

【まとめ】

  • 作り置きおかず、味付け冷凍などを使って調理時間を短くするレシピがある
  • 「下ごしらえ保存」でレパートリーを増やしながら時短調理
  • お財布に優しい「食品保存袋」を活用しよう
  • 作り置きおかず、味付け冷凍をする時は、生活スタイルに合った”自分スタイル”を見つけることが続けるコツ!!

 

【結論】

私は作り置きおかずをやめて、味付け冷凍は子ども達の好きなおかずのみ味付け冷凍することに変えました。

それ以外は下味冷凍と丸ごと下ごしらえ法の”自分スタイル”にしたことで、調理時間を短くしながら、レシピも多様に出来るようになりました。

毎日の食事の準備(調理にまつわる洗い物まで)も40分~60分で終わるようになりましたし、自粛期間中のお昼も20~30分ほどで終わります。

夕食後は食器だけしか洗い物がないので、5人分の食器洗いだけ。
食器洗いも食洗機にお願いするので、食洗機で落ちにくい汚れだけ下洗いするだけ。

これまで、夕食後は子ども達と主人がリビングでくつろいている間、私は一人キッチンで寂しく洗い物でした(泣)

今では夕食後は家族5人の時間や、自分のやりたいことができる時間が持てるようになりました。

“自分のスタイル”をつくる事で、食事の準備がグッと楽に短くなりますよ‼︎
ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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