女性は産後、体型が変わりがちですよね?
まさか自分がこんなに変化してしまうとは・・・と思ったことはありませんか?
私は、鏡を見ながらしょっちゅう思います。
ここがもう少しこうだったら・・・とか、この辺が・・・とか。
そして、30才過ぎても、子供が生まれても、まだまだいける!!と根拠のない自信にすがりついたり・・・。
ネットやテレビなどを見て、美の参考にしようと思うと、みなさん、やっぱり努力してるんですね。
そこで、今回、産後ママさんの抱えるお悩みでありがちな、『美乳キープ』の方法をご紹介したいと思います。
産後は、授乳や育児に奮闘しているママさんも多いので、まずは健康的に、体の内側から美乳を整えましょう。
毎日、顔のメイキャップ、エイジングケアしているママさんが多数だと思いますが、それと同じように胸のケアも忘れずにしてあげましょう。
《この記事を見て分かること》
- 胸の垂れ、はりがなくなる原因
- 生活改善や生活サイクルの見直しで美乳をキープ
産後の胸の変化と原因を突き止めよう
産後の女性の胸、特に卒乳後は、
- 全体的に胸のボリュームがなくなり、垂れる
- 胸の上部がそげた状態になる
- 垂れて、左右に流れる
- 全体的にはりがなくなる
2,3項目は当てはまるのではないでしょうか?
では、どうして胸が垂れてたり、はりが無くなってしまうのでしょう?
主な原因として、
1 クーパー靭帯の伸びと切れ
胸には、その重みを支えるクーパー靭帯があります。
妊娠や出産の急激な胸の変化や、加齢により、このクーパー靭帯が伸びたり、切れたりしてしまいます。
そのため、胸の重みを支えることができなくなり、垂れてしまいます。
2 エストロゲンの減少
妊娠や出産、そして加齢により、胸のはりや乳腺の発達を促す働きをする、エストロゲンという女性ホルモンが減少してしまいます。
3 姿勢の悪さ
重力もありますので、姿勢が悪かったり、前かがみになる姿勢は、胸を垂れさせることを早めます。
4 サイズの合っていない下着
サイズが大きすぎる下着は、胸の脂肪を下に流すことを許したり、小さすぎると脂肪を圧迫して、組織を壊してしまいます。
例えば卒乳したからといって、妊娠前のブラをつけていませんか?
サイズが同じだとしても、出産と加齢で胸も変化していますので注意が必要です。
出産や加齢に伴う胸の変化は致し方ないとは思いますが、正しいケアや防止策はありますので、ぜひ試してみてください。
正しいケアや防止策
胸の垂れやたるみの原因のクーパー靭帯の切れや伸び、エストロゲンの減少は、体内の構成によるものです。
また、女性の体はホルモンの変化にとても敏感で、影響されやすいのです。
まずは、ホルモンバランスを保つために、正しい食生活や習慣を身につけることからはじめてみましょう。
1 食生活の改善
女性ホルモンはたんぱく質とコレステロールから成り立っています。
偏った食事や、無理な食事制限は避けて、ホルモンバランスを整えましょう。
特に摂取したい栄養素は、
大豆イソフラボン
女性ホルモンと同じ働きをする大豆イソフラボンは、大豆食品すべてに含まれています。
ビタミン類 (特にB6&E)
例) ビタミンB6
食品名 | グラム数 (g) | 含有量 (mg) |
赤みの魚(カツオやマグロ等) | 100 | 0.76~0.85 |
豚ヒレ | 100 | 0.54 |
鶏ささみ | 80 | 0.48 |
鶏レバー | 60 | 0.39 |
サツマイモ | 100 | 0.26 |
赤パプリカ | 80 | 0.30 |
バナナ | 100 | 0.38 |
玄米ご飯 | 120 | 0.25 |
1日に推奨される摂取量は、成人女性で1.2mgです。
ビタミンB群は体内の代謝にとても重要な栄養素です。
また、たんぱく質と一緒に摂取すると吸収が良いので、意識してみてください。
例) ビタミンE
食品名 | グラム数 (g) | 含有量 (mg) |
アンコウの肝 | 100 | 13.8 |
うなぎ (蒲焼) | 100 | 4.9 |
いくら | 100 | 9.1 |
モロヘイヤ | 100 | 6.5 |
赤パプリカ | 100 | 4.3 |
シソ | 100 | 3.9 |
かぼちゃ | 100 | 4.7 |
アーモンド | 100 | 29.4 |
1日に推奨される摂取量は、成人女性で6.0mgです。
また、生活習慣病や老化を防止する作用があります。
2 良質な睡眠をとる
2-1 睡眠とホルモンの分泌
睡眠をとるといっても、ただ長時間寝たり、ゴロゴロすればいいわけではありません。
ホルモンの分泌を活発にするには、体も脳も休んでいる、深い眠りの『ノンレム睡眠』状態が有効です。
睡眠は、入眠後、『ノンレム睡眠』状態になります。浅い眠りの『レム睡眠』と『ノンレム睡眠』を繰り返しながら、朝を迎えます。
また、女性ホルモンの分泌は、夜10時~深夜2時が最も活発なので、この時間帯に『ノンレム睡眠』がとれる生活サイクルを心がけると良いでしょう。
2-2 深い眠りをとるには
寝る前にストレッチをする
□ 寝たまま、天井に向かって、真上に両足を伸ばす。
□ 手足の指をグーパーする。
□ あぐらをかくように足裏同士を合わせ、ひざを軽く上下に揺らす。
体の先端部分の手足、中央部分の股関節を、集中的に2,3分ストレッチするだけで有効です。
血流が良くなりますので、寝つきが良くなります。
深呼吸をしてリラックスする
ベッドに入ったら、仰向けの状態で、5秒間、
□ ゆっくり、鼻から息を吸い込む。
□ ゆっくり、鼻から息を吐く。
この動作を、ゆっくり5,6回繰り返してください。
心身ともにリラックスすることは、深い眠りを促すためにとても大切です。
赤ちゃんの授乳や、夜泣きなどで、なかなか睡眠が取れないママさんも多いとは思いますが、夜10時~深夜2時に睡眠が取れるように、生活サイクルを調整してみてください。
3 姿勢を正す
姿勢が悪いと血行不良になり、必要な栄養やホルモンが行き届かず、胸の成長を止めてしまいます。
また、姿勢が悪いと胸を支える筋肉も衰えて、垂れの原因になってしまいます。
特に、最近は、スマホを使用する機会が多くなってきています。
スマホを覗き込む姿勢は、どうなっているでしょうか?
背中が丸まっていませんか?
胸が下を向き、重力がかかり、垂れの速度を速めてしまいます。
常に、意識して、姿勢を正すように心がけてください。
4 正しいブラをつける
以外と多くの女性が、実際の胸のサイズよりも小さめのブラを着けている方が多いのです。
正しいサイズとは、
□ 大きく息を吸って、胸を膨らませてもきつくない。
□ フルカップまたは3/4カップのブラ。
□ ストラップが太めで、やや外側。
□ サイドベルトがやや太めのサポート。
□ アンダーサイズは±0
ブラが小さいと、胸を押し付けてしまって、組織や、脂肪を圧迫してしまい、育ちません。
息を吸って、胸が膨らんだときに、きつくなく、ピッタリくるブラを選んでください。
また、夜寝るときは、胸が横に流れないように、ナイトブラをつけるなど工夫してください。
また、重力の付加で垂れるので、ノーブラはやめましょう。
激しい運動をする際は、クーパー靭帯の損傷を防ぐため、スポーツタイプの着用をおすすめします。
まとめ
- 胸のたるみやはりが無くなる原因を知る。
- 正しい食生活や習慣を身につける。
- 良質な睡眠とサイクルで、ホルモン分泌を促す。
- 姿勢を正して、適切なブラを着用する。
結論
いかがでしたでしょうか?
すぐにでも実行できそうですね。
産後は、無理なエクササイズや、食事制限を避け、まずはホルモンバランスの調整を心がけて見ましょう。
ホルモンバランスを意識することで、食生活、生活改善につながり、自然と健康な生活を送れますね。
理想の胸を手に入れるためには、まず体の内側から意識してみましょう。
そして、正しいブラを着けることで美をサポートしてくれます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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